・ブラジル保健省、学校にコンドーム自販機の設置を推進（ロイター）
［ブラジリア　６日　ロイター］　ブラジル保健省は６日、学校にコンドーム自動販売機を設置する計画を推し進めていく方針を明らかにした。

　国連教育科学文化機関（ユネスコ）が行った調査では、調査に参加した親の３分の２は、政府が１０代の青少年に対してコンドームを無料配布し、性教育を行うことを好ましいと思っている。

　同保健省はエイズ予防プログラムの一貫として、一部の学校に対しては１０年以上にわたってコンドームの無料配布と性教育を実施しており、性病流行予防の成功例として世界的にも知られている。今回得た調査結果を基に、コンドームの自販機設置に対する一部批判を和らげたい意向だ。

　またコンドーム配布を普及させるため、最近では、工業学校の生徒を対象にコンドーム自動販売機のデザインコンテストにも乗り出しており