・未成年狙った犯罪急増　道内摘発者５年で最多　性的被害が６割（北海道新聞）
　道内で児童買春などにより未成年の少年少女が被害者となる犯罪（福祉犯）の摘発者が、二○○六年は十一月末までに三百五十七人に上り、過去五年間で最多になったことが三十日、道警の調べで分かった。

　一方、被害者も過去五年で最多の三百五十三人となっており、６６％に当たる二百三十四人が性的被害を受けていた。携帯電話の出会い系サイトを利用した援助交際などで安易に金を得ようとする風潮の高まりが背景にあるとみられる。

　福祉犯は少年少女が被害者となり、刑法以外の特別法に違反する犯罪。道警によると、福祉犯の摘発者は○一年から六年連続で増加し、○六年は十一月末現在で、○五年一年間の二百八十二人を２７％も上回っている。

　このうち、少女と淫行（いんこう）するなどの道青少年育成条例違反が百二十七人と最も多く、全体の３６％を占めた。次いで児童買春・児童ポルノ禁止法違反が九...........