・ナンパ装い風俗店スカウト横行“カラス族”池袋捕獲作戦（東京新聞）
　夜の繁華街や駅で女性を風俗店の仕事に誘う“カラス族”の取り締まりに力を入れる警視庁池袋署が、今年五月以降、鉄道営業法違反で計七人、書類送検していたことが分かった。カラス族のスカウト行為は、昨年四月施行の改正東京都迷惑防止条例で取り締まりが強化され、一時、下火になったが、再び復活しているとされる。同署と地域住民はパトロール隊を結成するなど、毎夜、カラス族との攻防を繰り広げている。

　午後七時半、ＪＲ池袋駅西口。階段前で黒いスーツ姿の若い男三人が、携帯電話片手に横一列に立っている。時折、若い女性を追いかけて「時間ある？」。女性が逃げると、階段前に舞い戻る。

　「あれがカラス族。多い時は十人ぐらいいる」と池袋署員。彼らはそこでは仕事の話をせず、まず喫茶店へ誘う。捕まっても「ナンパだ」と言い訳ができるからだという。実際、署員に制止されると、「お茶に..........