・横浜・黄金町の風俗店空き店舗　新たな“住民”に地元困惑（東京新聞）
最盛期には二百五十店舗あった横浜市中心部・黄金町の風俗店空き店舗が、宿泊料一日千円からの格安の「レンタルルーム」として貸し出されている。警察の取り締まりで店じまいしたが、店構えはそのままに二十人ほどが居住。周辺住民からは「風俗店が消え、新しいまちづくりが始まったばかりなのに…」と戸惑いの声も上がっている。　（佐藤大）

■格安レンタルルームとして再利用
　黄金町は、戦後の混乱期に売春と麻薬の街として悪名をはせた。その後、間口二メートルほどのスナックのような形態の店舗が軒を連ね、外国人女性らの売春が半ば公然と行われる場所に。二〇〇四年には二百五十店舗にまで膨れあがった。
　県警は風俗店の根絶を目指して、〇五年一月から、買売春にさようならする、という意味の「バイバイ作戦」を展開。現地本部をつくり二十四時間体制で監視するなどし、風俗店の灯はすっかり消えた。街の一角には、........