・風俗店の許可申請急増　広島（中国新聞）
広島市の流川地区で、風俗店の許可申請数が今年に入り急増している。県警流川・薬研堀対策推進本部による違法な店舗の集中取り締まりの結果、摘発を避けようと届け出が増えたとみられている。

　県警は一月から六月末までに県迷惑防止条例違反（客引き行為）や風営法違反（無許可営業）などで二十九店舗の九十人を摘発した。このうち昨年同期はゼロだった無許可営業が十三店舗二十六人を占めた。

　取り締まり強化を背景に、一―六月の県公安委員会への風俗店の許可申請は大幅に増え、昨年同期比の約六倍の百十二件に上った。申請すると三年に一回の講習が義務付けられ、申請の代行手続きに数十万円がかかる。かつてはそうした......